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サクラ:日本では基本の基本となるチップです、いわゆる日本版ヒッコリー。
香りも強く肉、魚どちらでも使用可能です肉でもくせのある匂いの強いものによく合います。
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リンゴ:果物の木だけあり甘みのある香りが特徴です。
上品な仕上がりになりあまりくせがありません、私はチーズや鶏肉の時多めに使います、あと魚やくせのない素材に向いています。
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ブナ:この木はタンニンが多く含まれているため色付けに便利です。
一般には魚介類向いていると言われます、私の場合は肉類の時も1掴みぐらい入れて色付けをよくしてやる事がおおいです、あまり使うと渋味が出ます。
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ナラ:ブナ科の木ですから性質はブナとよく似ています。
これも魚介類に向いているとされています、ただブナほど(色付けや、渋味)ではないので初心者むけの魚介類のチップといったところでしょうか。
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クルミ:これはオニグルミ(クルミ科)の木です、サクラの次のオールマイティの木。
クルミの木はチップの中では一番堅い木でしょう、ヒッコリーと同じクルミ科の木ですから香りもよくヒッコリー同様に肉、魚どちらにも合うチップです。
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ヒッコリー:海外(欧米)のオールマイティのチップです。
私は、ベーコンやハムを作るときに多めに使っていました。
最近は、サクラを使う事が多くなってきましたが、個人的な感想ですがヒッコリーを沢山使うとすっぱ味が出てくるように思います。
肉類、魚介類全てに合うオールマイティなチップです。
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オールダー:海外で、ヒッコリーにつぐオールマイティのチップです。
くせがなくいわいゆるヒッコリーにつぐオールマイティのチップです。
私はあっちこっちでチップを買いましたがこのチップはプロフーズの店で1度だけ買う事が出来ました、結構色々な燻煙に使いましたが特別な特徴はなくどんな燻製にも合うチップといった可もなく不可もなくといったチップです。
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その他のチップ
メスキート(マメ科)、カシ、ハン、カエデ、ニレ、トリネコ、ヤナギ、白柳など、色々な木が可能ですちなみに私はほうの木やポポウの木や山椒の葉などを使っています、皆さんも身近にある木を色々と試してみてはいかがですか。
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チップでないチップ
チップではありませんがチップの中に私は砂糖の粗目やブランデー、ハーブを入れます、粗目は燻煙の色付けを助けてくれます、ブランデーやハーブはその時の燻煙の素材によってチップに香り付けに混ぜてやります。
これもそれぞれの好みですので自分なりに研究してみて下さい。